先週末、何時もの様に居合の稽古をしている時、立ち上がった拍子に足元で何かが落ちたようなカランという物音が…。
見てみると、袴のヘラが途中で折れて先っぽが床に転がっていました。
物は安いが手間賃が掛かる
この袴、居合を始めるときに購入した物で、おおよそ10年選手になります。
「10年も立てばそりゃあどっか壊れるよな」と思いつつ、取り敢えず交換してもらおうと武道具店に行って参りました。
交換用のヘラがあったので値段を聞いてみると50円との事。「アァ、思ったより安いんだ」と思い「じゃ、交換をお願いします」と言うと…。
「交換賃が1000円くらいと、職人さんのところへ出すから1週間位かかるよ」との事。
…ウン、1000円か…。
いや、職人さんの手間賃を考えるとそれぐらい掛かるのは納得出来るのですよ。技術料ですからね。
でも、頭の中には「50円の品に1000円掛けるのも…」という思いもあり悩んでいると、「ヘラが折れてても、後ろの袴紐を前紐に絡めてやればそうはズレないよ」と武道具屋さん。
結局
結局、その言葉を信じて、袴はそのまま持って帰ってきました。
「自分で付け替える人も一杯いるよ」とは言われたのですが、ヘラの付け紐は腰板の所に縫い込まれていて、素人が下手に解いて更に悲惨な状況に陥っても嫌なので、それは最初から選択肢から除外しておりました。
暫くこれで試してみて、駄目だったら交換してもらおうと思う今日この頃でございます。
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