持病と居合道

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本日は持病の検査で月に一度の病院へ。検査と言っても簡単な問診だけなので数分で終了。

病院

厄介な病気

持病というのは「非結核性抗酸菌症」という病気であるらしい。

“らしい”というのは、まだ正式に確定したわけではないからなのだ。確定するには痰からこの病気の原因菌が出る必要が有るそうなのだが、今の所出ていない。が、血液検査をした所陽性反応が出るのでほぼ間違えないだろうと医師からは言われている。

名前の通り結核と似た病原菌がもたらす病気らしいのだが、結核と違い人から人に伝染ることは無い。又、結核の様に重症化することもあまり無いそうだ。(人によるとは思いますが…)

そして私にとって厄介なのが、結核と違いこの病原菌を完全に退治する薬が無いという事なのだ。

現在、結核は投薬で100%治ると言われている。が、非結核性抗酸菌には対応する薬が無く自然治癒を待つか抗生物質を飲み続け病状の進行を遅らせるかぐらいの対応しかないそうだ。

病名が非結核性抗酸菌症であると確定すれば、ある種の薬を飲む治療法も有るそうなのだが、強い副作用のある薬を数年間飲み続けて治るか治らないか、というレベルなので重症化した場合でなければお薦め出来ないと言うことだった。

上手く付き合っていくしか無い

病院の先生の言う事には「上手く付き合って行くしかない病気」らしい。

半年位前にこの病名が判明してから抗生物質と痰を抑える薬を飲み続けているおかげか、症状は重くもならず良くもならずの状態で推移している。

面倒くさい病気ではあるが、唯一の救いは人に伝染らない病気であると言うことだ。

居合において

常に肺に炎症が有るということで、当然、呼吸が続かない。

しかも、私は元々極度の痩型で、一般の人に比べると肺活量も極端に少ない。(前回の健康診断で肺活量3000cc切ってました

「居合の業は一呼吸で抜くことが望ましい」とされているのだが、無理。

更にこの病気の場合、咳が出始めると止まらなくなるのが厄介な点で、稽古中だろうが試合中だろうが出始めると止まらなくなる。幸いな事に試合での演武中に発生したことは無いが、控えで咳込んで試合中の方にご迷惑をかけたことは有るかも知れない。

一緒に稽古している剣友の皆様、稽古中に大きな音で咳込んでご迷惑をおかけしております。なんとか抑えようとはしているのですが、何分自分では完全なコントロールが出来ないので御容赦下さいませ。

取り敢えずは重症化しないように気を付け、長く居合を続けたいと思う所存でございます。

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