兵庫県高砂市は宮本武蔵の生誕の地(※)と言われており、それにちなみ同市の主催する文化教室「高砂学」内で 年に一度【宮本武蔵が残した「野田派二天一流」指導、伝達】と言う市民向けの講座が開かれています。

今年度の講座が2月4日に開講されましたので参加させて頂きました。
子供の観察力
実はこの講座に参加するのは3回目、毎回、武道つながりという事で居合の演武をさせて頂いています。
おぼろげにではありますが「五方之形」も覚えたので、微力ながら指導の方のお手伝いもさせてもらいました。
今回、小学生ぐらいの男の子と一緒に稽古していたのですが、子供の観察力ってすごいですね。
最初、彼を仕太刀として形の手順を一通り稽古した後仕打を交代したのですが、先程の私の動きを覚えていた様でくだくだしい説明をしなくともそれっぽい動きが出来ていました。
これで興味を持って続けてくれたら立派な剣士になれると思うのですが、来年も来てくれるかなあ。

3時間足らずの短い時間ではありましたが、武道としての二天一流と、武蔵を通して町の歴史に触れることが出来る楽しい講座でありました。

(※)諸説ありますが、個人的には高砂説を支持しております。
コメント