メンタリズム

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こう見えても私、メンタル面弱いんです。
いや、見るからに弱そうじゃん、という正当な突っ込みは無しの方向で…。

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子供の頃から

子供の頃から人前で話すの苦手だし、緊張するとすぐお腹が痛くなるし、見つめあうと素直におしゃべりできなくなっちゃうし、運動会の行進では右手と右足を同時に出して歩き出す様な人間なのです。

齢を重ねて、なんとかメンタルの弱さを誤魔化しながら人に接するテクニックは身に付いたのですが、本質は小さな頃から何も変わっていないと思うのです。

そんなメンタルの弱さの本領を発揮するのが、居合の試合の時です。

居合の試合にて

落ち着こうと思えば思うほど、身体に力が入りガチガチになる。
気を紛らわすために違うことを考えようとすれば、違うことを考えなきゃ、という強迫観念に取りつかれる。
目の前にいるのは南瓜だ、と思えば、こっちを見ている紋付を着た南瓜と目があってオタオタしてしまう。
どうすれば良いの…。

一言でメンタル面が弱いって言ってますけど、私の場合は結局「自信が無い」ってだけの事なんですよね。緊張で「もしかしたら失敗するかもしれない」という恐怖感。それがメンタル面の弱さの正体だと思ってます。

「自信が無い」原因は、もちろん「稽古不足」。稽古不足といっても時間の話じゃなくて、質の話。

自信のなさへの対応

形稽古というのは、状況に応じた身体の動きを稽古し、日常の自然な動きの中に昇華させていくものだと思うのですが、まだまだ身体の使い方が身についていないのですよね。

本当に身についている動きは、周りがどんな状況であろうと普段と変わらず行えるものだと思います。又、そうでなくては意味がないですよね。緊張していたから抜き付け失敗して切られました、ってんでは武術の意味がありません。

たとえ緊張していても、それとは関係なく正確に動く身体。その為に同じ動作を延々と繰り返す稽古。

やっぱり居合って精神修行なのだな、と思う今日この頃です。

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