久し振りに出ましたね、「居合道 虎の巻」。

2年ぐらい前に出るかもって言われていて、その後音沙汰が無いのですっかり忘れていました。
今回は「令和版」というタイトルがついています。
気になる内容は、というと全て「古流居合」についてです。
全剣連制定居合については全く触れられていません。
マァ、そうなるよね、とは思います。今の状況じゃ全剣連居合のまともな解説なんて誰も出来ないんじゃないでしょうか。講習会の度に内容が変わってますからね。

それはさておき、個人的には今回の古流特集、非常に楽しく読めました。
知ってるようで知らない他流派の成り立ち、理合いは勉強になりました。
特に原田範士の居合道の歩みの記事は、無双直伝英信流を学ぶ身としてとても興味深く読ませせて頂きました。
実はこの本が出るとネットで知って本屋を何軒か廻ったのですが、どこにも売ってなく、大手本屋にある検索用端末でも引っ掛かりませんでした。
今回の号はなんか特殊な配本だったのですかね、見た感じ濃州堂さんと東山堂さんの通販ページでしか売っていないみたいだし……。
貴重な居合道に関する専門誌なので今後も令和版2号、令和版3号と続く事を期待しています。
その時はみんなが納得できる全剣連居合の詳細解説が掲載されています様に……。
濃州堂さんの通販ページ

居合道 虎の巻 令和版
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