[STEINBERGER]スタインバーガーの弦交換

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年末の大掃除ということでギターの弦交換をしました。
こいつの弦を変えるのは何年振りですかね?5年振り?いや、もっとかも…。

フローティング・タイプのトレモロの場合

フローティング・タイプのトレモロユニットがついている場合、弦は1本ずつ交換する方が楽です。

例えば、まずは6弦を外す、新しい弦を張る、大まかにチューニングを合わせる。以下、5弦、4弦…と順番に交換していきます。

全部の弦を一度に外して張り替えると、ブリッジの位置が大きく変わるので交換後のチューニングを合わせるのに一苦労します。

ですが、フローティング・タイプでもスタインバーガーの様にロック機能がある場合、ロックを掛けてしまえばブリッジの位置は固定されるので、一度に全部の弦を外してもそれほど苦労はありません。

今回、フィンガーボードの掃除もしたかったので一旦、6弦とも外して交換作業をすることとしました。

交換手順

1)トレモロユニットのロックをします。アーム受けについているパーツの切欠きを台座についているストッパーに噛ませます。

スタインバーガー弦交換1

2)チューニング・ペグを回して弦を緩め、取り外します。

3)新しい弦をセット。まずは(ヘッドは有りませんけど)ヘッド側の溝にボールエンドを引っ掛けます。

スタインバーガー弦交換2

次にブリッジ側の溝に反対側のボールエンドを引っ掛けます。この時、ボール・エンドが正しく穴に入っていることを確認して下さい。穴の中で傾いていると、トレモロ・アームを操作した時にボール・エンドの位置がずれてチューニングが狂うことがあります。

スタインバーガー弦交換3

穴に上手く入れ難い時は、写真の様に先の細い物をボールエンドの穴に通し、上から押しこめば上手くいきます。

4)全部の弦を交換、チューニングをし終えたら、ロックを外します。この時、チューニングが狂う事があります。(各弦の音程バランスは保ったまま、全体がシャープ若しくはフラット側にずれると思います)

スタインバーガー弦交換4

5)マスター・チューニング・ノブを回して、全体の音程が正しくなるように設定します。(新品の弦の伸びによって時間とともにチューニングがずれる場合、1)と4)と5)を繰り返してください)

スタインバーガー弦交換5

チューニングが正しく出来ている時、ロック用の切欠きとストッパーがドンピシャで同じ位置になるので、ロックを掛ける時にまったく抵抗が無く、スッと噛みあうはずです。

新品の弦の音

今回交換した弦は新品とは言え、実は10年程前に購入した物なのです。
さすがに少々錆が浮いていましたし、新品の弦特有の高音のエッジがはっきりした「シャリーン」という響きは感じられませんでした。

スタインバーガー弦交換6

所謂「死んだ状態」の弦でしたが、個人的には新しい弦の高音の効いた音はあまり好きではないので丁度良い感じでした。

エレキギターに関しては張りたてより1ヶ月ぐらい経過した音の方が好きですね。(アコギは張りたての弦の音が好き…)

と言っても、5年以上交換していないのは問題だよな…。

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