ギタリストとベーシストのためのシステム構築マニュアル

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十数年振りにギター熱は盛り上がっているものの、音楽・ギター業界の情報にすっかり浦島太郎状態の管理人です。

ネットで見ても、何か知らないギター・メーカーがいっぱいあるし、エフェクターも異常に種類が多いし、トゥルーバイパスって何、ブティック系って何って感じ。

なので、久しぶりにギター雑誌でも買おうかと書店を覗いてみたのですが、あいにくギター・マガジンは売り切れ。音楽関連のコーナーをうろうろしていたら面白そうな本を見つけたので買ってみました。

システム構築マニュアル

タイトル通り、ギター用のエフェクター・システムを組むためのノウハウが書かれた本です。ですが、具体的なエフェクターの使い方について書かれている訳ではありません。

本書の前半では、ギターやエフェクターに関する電気的な知識の説明を、噛み砕いて分かりやすく説明されています。インピーダンスや位相等、なんとなく聞いたことはあるけどよく分らない言葉を解説し、複数の基材をつなぐ時に、それが音にどのような影響があるか書かれています。電気系統に弱い自分としては良い勉強になりました。

後半は、実際にボードやラックを組むときの物理的な注意点が具体的に書かれており、文字通り「システム構築」のマニュアルとなっています。

複数のエフェクターを使っていて、ノイズに悩まされていたり、何となく音が違うなと思っているなら一読すると良い本ではないかと思います。

マァ、今の所BOSSのエフェクター2つしか持っていない自分にはあんまり関係ないんですけどね。

いずれは、立派なエフェクター・ボードを足元に転がす身分になりたいと思う今日この頃です。

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